2016年度 広島西経営研究会 会長方針
2016年度 日創研広島西経営研究会 会長方針
~「日創研広島西経営研20年ビジョンに向けてのスタート」~
2016年は、私たち広島西経営研究会が広島経営研究会から分封・設立してから10年目を迎えることとなりました。設立当時は目の前の課題や問題の対処に追われていましたが、歴代会長の指導の下、会員数も増大し、組織も活性化してまいりました。そして、更なる会の発展を目指しての「広島西経営研20年ビジョン」を作成し、邁進することとなりました。まさに設立10年目は再スタートの年であり、本部会長方針にもありますように「原点回帰・志を貫く」に向けての取り組みの年であると感じています。「共に学び、共に栄える」の理念を具現化していくためにも、会員のより一層の学びへの促進と、会員企業の繁栄に寄与できる会へと発展させていきたいと考えています。
その再スタートとして、2016年は「実践する広島西経営研」をスローガンとして、会員企業のより良い会社創りに向けて実践してまいります。会で得た学びや、経営のヒントを知識として終わらせず、自社にて実践することが「栄える」ことに繋がり、本部会長方針の80%黒字経営に繋がると確信するものです。そのためにも会員企業の多種多様なニーズに応えるべき委員会の充実を図ると共に、会員企業間での健全なビジネスマッチングも推進し、併せて本部研修への積極的な参加を促進してまいります。学びと実践のスパイラルアップを課題として、会員一丸となって共に進んでまいりましょう。
2016年度 日創研広島西経営研究会 三大方針
(1)会員企業の「より良い会社創り」に向けての実践
(2)会員企業の「より一層の学び」に向けての促進
(3)会の活性化と「20年ビジョン」に向けての取り組み
(1)会員企業の「より良い会社創り」に向けての実践支援
①委員会活動の充実
会員が本部研修や例会で得た学びやヒントを、自社の経営において実践するに当たり、様々な問題や障壁があるのも事実です。そのことの解決無くしては、折角の学びも知識で終わり、経営に活きてはきません。そうならないためにも、会として多種多様なチャンネルを作り、問題・課題を共有し、解決の糸口を見出していく。それが委員会活動の目的と考えます。人材育成や新商品・新技術の開発、サービスの改善は勿論のこと、社風や財務体質の改善、そして新規事業や業態変化の検討まで、会員相互の情報と知恵を結集し、横断的な委員会活動を通して実践への支援をおこなってまいります。
※目標 : 各委員会活動からの会員企業実践数 / 3件以上
② ビジネスマッチングの推進
私たち会員は共に学ぶ同志であり、併せて共に栄えていく同志です。
ならばお互いのビジネスを知り、健全なビジネスマッチングを通して更に高め合えると考えます。当会のビジョンにある「社外取締役として接する」のとおり、実践を通してのアドバイスができてこそ、会員企業同士の相互繁栄の可能性が見出せます。これは会員間のみならず、会以外の企業とのビジネスマッチングの機会を持つことで、経営研究会を知ってもらい、会員拡大にも繋げていきたいと思います。
※目標 : 会員企業相互のマッチング実践社比率 / 30%以上
③ 経営発表ならびに経営相談の促進
広島西経営研には、素晴らしい企業経営者が数多く在籍されています。その資源は最大限に活用したいと考え、委員会活動においては当然ながら、今年度は理事会においても経営発表・相談会をおこないます。素晴らしい経営を実践されている理事の前で経営発表することは、会員にとっても大きなチャンスです。このように多くの経営発表や相談会を開催することで、会員相互のコミュニケーション向上を図り、さらなる会員企業の実践支援になればと思います。
※目標 : 入会2年未満の会員を優先 / 対象会員100%
(2) 会員企業の「より一層の学び」に向けての促進
① 実践コース(PSV)までの修了とTTコースへの参加促進
私たち日創研経営研究会は、可能思考教育を受講し、同じ理念と価値観を共有しながら学んでいくのが会の原点です。受講修了者がその意義を伝え、全会員が実践コース修了に向けて参加を促進します。
※目標 : 入会1年以内にPSV修了
② 職能教育(業績アップ研修)の参加促進
本部会長方針の「会員企業80%黒字」および当会ビジョンの「100%黒字」を目指す上では、本部職能研修は不可欠と考えます。特に今年度は会員企業の重要課題として業績アップを見据えております。よって業績アップ研修においては特段の参加促進に向けて取り組んでまいります。
※目標 : 今年度3名(現状/会員受講率22%→30%に向けて)
③ 職場内教育の促進
会員企業が公式教材を使用した「理念と経営・社内勉強会」および「13の徳目朝礼」の導入率のアップに向けて取り組みます。
※目標 : 「理念と経営 社内勉強会」導入会員企業率 / 50%
※目標 : 「13の徳目朝礼」導入会員企業率 / 50%
(3) 会の活性化と「20年ビジョン」に向けての取り組み
①会員拡大と退会防止への取り組み
広島西経営研も設立して10年を迎えますが、52名の設立メンバーの内、約半数が退会もしくは休会となっています。また、9年間での新規入会者数54名、退会者数29名で、純増会員数は年平均で3名未満に終わっています。特に退会者数においては入会3年未満が44.8%を占めており、入会の浅い会員への重点的なフォローが必要です。このことからも会員拡大と退会防止は一体での対策が必要であり、全会員による取り組みが課題と考えます。20年ビジョンにある「会員100名」に向けて、会長がリーダーシップを発揮し、理事メンバーを中心に歴代会長の助力を仰ぎながら、全力で取り組んでまいります。
※目標 : 今年度純増会員数 / 5名
② 理事会の活性化
理事会の活性化は、すべての例会や委員会活動の活性化に繋がると言っても過言ではありません。責任者である理事メンバーによる運営が、会の成長・発展をも左右します。健全に意見を討議し合える会風を築きながら、学び、気づきの多い理事会の運営に務めてまいります。
※目標 : 理事会出席率 / 100%
※目標 : 理事会運営時間 / 90分以内
③ 例会の活性化
私たち広島西経営研究会は、来るべき設立20年目のあるべき姿をイメージし、20年ビジョンを作成しました。そのビジョンに向けてのスタートとなりますが、着実に歩を進めてまいります。設定した定量目標にコミットし、毎年の積み重ねの結果がビジョン到達の時であると思います。
その定量目標の中でも「例会出席率100%」は、ハードルの高い目標です。そのためにも例会の目的を明確にし、魅力ある例会の開催が求められます。
今年度は、各委員会が1度限りの例会開催です。会員企業が実践へと動機付けされ、会員企業の真に役立つ例会の開催を目指します。
※目標 : 例会出席率 / 70%以上